災害時に守るべき人がいる

台風の事前準備は、色々探して大変でしたが、なぜそこまでするのかを書きました。

災害時に守るべき人がいる

今日は台風で、川が溢れる寸前との写真や連絡もあり、避難勧告も多くの場所で出ています。

防災グッズの準備はしていますが、大型台風による停電、断水、窓が割れる等の準備は足りないと思われ、ただ仕事が毎日遅くまであり、なかなか買い物に行けませんでした。
前々日に時間ができ、お店に行きましたが無い物があり、夜も遅くて帰りたい気持ちもありましたが、別の駅の店舗まで行くことにしました。

自分一人だったら、そこまでしなかったと思います。

その理由は、子どもが小学生の時に遡ります。
冬になり、インフルエンザの予防接種に連れて行くことにしました。
仕事や学校のPTA、町内会役員等で土日も埋まり、日程のやりくりをして、12月にいつもの小児科医院より近所に診療所を見つけたので、初めて行ってみました。

注射を接種する時に先生から問診(色々質問されて答える)を受けていたら、先生から、いきなりひどく怒られました。
インフルエンザの予防接種は2回受けないと免疫ができない。今日、1回目の接種をすると2回目の接種前にインフルエンザの流行に入っている。
もっと早くに連れてこないのは親がいけない。親の責任だ(怒)

仕事も忙しく、PTAや町内会行事、子育てや家事など、日々忙しく対応していて、何とかやりくりして予防接種に連れて来たのに何故こんなに怒られないといけないのか。二度とこの小児科医院には来ない。と思うほど、嫌な気分になりました。

しかし、2回目の予防接種もその小児科医院に行き、その後もいつも行きました。
理由は、気づいたからです。
子どもは自分で予防接種を受けるとは言いません。
子どもが出来ることは任せればいいけれど、出来ないことや気づかないことは親が気づいてあげないといけないのも正しい意見だと思いました。

今日の台風上陸前も子どもの分まで準備をしないといけないので、量が多く、重かったり、何度も色々なお店を往復したりしました。しかし、子どもは停電、断水、窓が割れる等の準備に思い至りません。だから、親ができることは準備をする。もちろん、親だって無理はしなくていい。

何故、こんなに大変なことをするのか。
それは、守るべき人がいるからなのだろう。

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