生きていくのに大事なのは無理をしないこと
日経xwomznに記事を書きました。いとうまい子さんが大学院で学び直しているというのは以前に見た気がしますが、学んで誰かの役にたてたらと思うのは同じかもしれません。
大学院で勉強したいと思う人が多いのだなと感じたのは、数年前に早稲田大学が社会人向けのトライアルを行うために単科のMBAの授業を夜間に行った時があり、内容が興味深かったので受講した時です。仕事が終わってから大学へ行くのですが、大学のキャンパスを歩いて講堂に向かうと学生に戻ったようで、仕事後に通うことは苦にはならなかったです。
講義は診断士試験で学んだ内容に近かったので、難しくはありませんでした。広い講義室が満席になる程に会社員らしき方々がたくさんいて、多くの人が学んで仕事に生かそうとしているのだなと感じました。
資格を多く取得しても実践で生かせなかったら意味がないのだろうなと思います。私も幾つか試験に合格していますが、それらは診断士試験の内容を理解するために受けました。診断士試験は、経済学・経営政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業政策を必要な点数をとらないといけないですが、テキストの文章を読んでいるだけでは理解しづらい内容もあります。
財務・会計を理解するために簿記3級、簿記2級と取得して、意思決定会計も何度も計算しました。BS、PL、キャッシュフローの概念を理解できます。
情報システムも文言や略号をただ覚えるだけで理解できないので、それまで男性やコンピューター好きの人が見るものと思って手に取ることもなかったPC系の雑誌を毎月読んだら、画像があるので内容も理解できました。
経営支援で、創業期や小売、飲食、サービス業に関わると決算やホームページ等の話になるので、根本を理解していると話が進みます。
また中小企業政策の試験は単に多くの施策を覚える無味乾燥な感じですが、実際に企業の支援をする時には活用することになります。
支援のために学び続けており、学ぶほど企業や経営者に役立っていきます。
また、色々悩んでいる時に動物に癒されるのもわかります。飼っていた猫は、早朝や夜に鳴いたり、粗相をしたり、色々大変でしたが子ども達は気にせず、動物で癒されて得るものはあったように思います。
さらに、生きていくのに大事なのは無理をしないことだなと思います。自然体でその人自身の人生を楽しむ。そう割り切れると気持ちが楽になると思います。