確定申告をe-Taxで完了
数年前に税務署に午後に行ったら、廊下から並んで、立って3時間後にようやく申請のPCにたどり着きました。申請作業は過去のデータも保管されているので、慣れてくると時間もそれほどかかりません。念のため税務署に直接提出に行っていましたが、昨年は郵送にしたところ、とても楽でした。今年はWebで完結することを試すことにしました。
■非接触ICカードリーダー/ライターの購入
以前から、非接触ICカードリーダー/ライターで確定申告を行えば税務署に行く必要もなく(現状ではまだWebでの申請方法が煩雑とも聞いていました)、Suicaの交通費も個別で手入力で集計していたのが、カードリーダーで全て把握できるとのことでした。
今年度は、春にコロナで各種の申請が非接触で申請になるかもしれないとの話もあり、あの頃はオンライン関係のものは直ぐに品薄になったので、早い段階で購入しました。
■マイナンバーカードと電子証明書を取得
マイナンバーカードも役所の書類の入手が楽になるとのこともあり、確定申告でも必要になるので作成しました。
e-Taxで利用するためには、署名用電子証明書、利用者証明用電子証明書、券面事項入力補助用の設定も役所で行ってもらう必要があります。役所での手続きは意外に早く、数十分で完了しました。
■e-TaxのID・パスワード方式
現状では、e-Taxは、ID・パスワード方式でも行えます。そちらを最初に行い、過去のデータも活用すると、かなり楽に作成できました。
今年度はコロナもあり、事務作業は効率的になり、早めに各種の集計が終わっていたのも大きかったです。
■e-Taxのマイナンバー方式に関して
ID・パスワード方式での提出前にマイナンバー方式も行おうと思ったら、最初に行う時は下記の準備が出来ていないので、時間がかかると思います。
■基本ソフトウェアのインストールが必要
カードリーダーからマイナンバーカードの情報が読み取れず、エラーが出ました。アプリケーションの利用には、基本ソフトウェアのインストールが必要です。
私は基本ソフトウェアはインストール済みでしたので、今回、最新のバージョンに変更したのですが、それでもe-Taxのサイトでマイナンバーカードの情報は読み取れず、エラーが出ました。さらに調べたら、カードリーダーの最新の型番は異なっていたので、追加でアプリ・ソフトウェアのインストールが必要でした。
■公的個人認証サービスのソフトのダウンロードが必要
行政手続きには、公的個人認証サービスの利用が必要で、利用者クライアントソフトのダウンロードが必要です。
■e-Taxのマイナンバー方式
上記までの準備が完了していれば、マイナンバー方式で進めることができました。入力の所々でマイナンバーカードから情報を読み込んで、進みました。
まとめ
始めて行う時は、ソフトウェアのインストールの準備が出来ていなかったり、それを調べるのにもカードリーダーのサイトを調べたりと時間がかかります。ただ、確定申告の作業に慣れていれば、半日はかかりません。さらに次回はかなり楽になると思うので、e-taxは煩雑だという声が多いですが、一度申請ができると次回は楽になると思います。
こまめな清算をしておくのが大事ですね、笑。