子育て中に声をかけてくれる人がいるから頑張れる
子どもが小さい時、夜遅くに帰るのは危ないから、仕事の後に迎えに行って、一緒に電車に乗って、私が本を読むと、息子も本を読むようになりました(そこを狙っていたのもあります、笑)。
帰り道にパン屋があり、たまに入るとレジで明るい女性の方がよく話しかけてくれました。
「遅くまで大変だね。」、「荷物も多くて、頑張っているね。」
照れ屋の息子は話はしないけれど、頷いたりしていて、でもきっと話しかけてくれることに嬉しかったのではないかと思います。
中学生になり、たまに一緒に入ることがあると、「大きくなったね。」と驚きながらニコニコと話してくれました。
レジも若いアルバイトの方がしたりと必ずその方がいるわけではないけれど、いると明るい声ですぐにわかります。
子どもも大きくなり、たまに私が一人で入った時にいると、いつもすぐに気づいてくれて、「大きくなった?」、「元気かな?」と聞いてくれます。
しばらく行っておらず、コロナ禍にもなり、全然行っていなかったのですが、たまたまオンライン会議までの時間がなく、急いで買うために入ったら、久しぶりにその方の声がしました。
まだ働いていたんだと嬉しくなり、でも私もマスクをしているから、わからないかなと思って、レジに行くと、すぐに気づいてくれました。
「大きくなったのかな?」、「今は何歳かな?」と一所懸命に考えてくれて、今はこういうことを頑張っていますと伝えたら、本当に喜んでくれました。
息子と一緒に会っていた頃は、仕事や家事や子育てに日々忙しく、仕事が終わったら、すぐに迎えに行ってと毎日よく頑張ったなと思います。
そんな中で、声をかけてくれる方がいる。そしていつまでも覚えていて、気にかけてくれる。そういう方々がいてくれたから、頑張れたのだなとつくづく思います。
なんだかほっこりと嬉しい気分になる再開でした。
いつもありがとうございます。