企業の脱炭素化推進を支援
昨年から企業の脱炭素化の支援をしています。中小企業診断士は最初の取り掛かりの部分を支援できることが環境省事業をした際に実践できたので、中小企業支援を進めています。
企業の脱炭素化を支援
企業の脱炭素化経営について経営者の会議で話しました。
2023年の世界の年平均気温は、産業革命前より1.45℃(±0.12℃)上昇し、観測史上最高となりました。また、国内外で深刻な気象災害等が発生し、地球温暖化の進行に伴い、今後、豪雨や猛暑のリスクが更に高まると予想されており、気候変動問題は危機的な状況にあります。
1988年に世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)によって設立された政府間組織のIPCCは2021年の第6次報告書で、「人間の影響が温暖化させてきたことには疑う余地はない。」と報告しています。
地球温暖化を回避するには、すべての企業に温室効果ガス(GHG)排出量の削減が求められます。
2015年のCOP21(フランス開催)パリ協定では、世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して、2℃より十分低くし、1.5℃に抑える努力を追求することとされました。
サプライチェーン全体の排出量を考えるScope1~3の考え方を伝え、自社の直接排出量の算定をしてみること等を話しました。
経営者の皆さんが真剣に聞いてくれ、昨年に支援した会社は継続して対応している話をされました。
このような理系的支援において女性も貢献できると感じます。