東京2020オリンピック・パラリンピック:パラリンピックについて
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関連したことがありましたので、あらためて感じたことを綴りました。
東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、パラリンピックについて
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関連したことがあり、パラリンピックについて学びました。
パラリンピックは英国ストーク・マンデビル病院の医師のルードウィッヒ・グッドマンが傷痍軍人の治療にあたっている時に、患者が社会復帰をするためにスポーツの重要性に気づき、患者のための競技大会を開催しました。この大会がのちにパラリンピックに発展しました。
印象的なのは、グッドマンが後世に残した理念です。
「失われたものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」
誰しもが失われたものを数えがちですが、そうではなく、今あるものを最大限に生かすことが大事だと気づかされます。
また、日本では中村裕先生が尽力して、1964年のオリンピック第18回大会(東京)の開催後にパラリンピック(車いす使用者)と国内大会(全ての身体障がい者を対象)を開催し、これが第2回パラリンピックと認定されたそうです。
さらに「障害とは何か」を考えると国連の「障害者の権利に関する条約」の中には、「障害が、機能障害を有する者とこれらの者に対する態度及び環境による障壁との間の相互作用であって、これらの者が他の者との平等を基礎として社会に完全かつ効果的に参加することを妨げるものによって生ずる」(外務省資料より)との定義があります。
つまり、障害とは、「他の者と平等に社会に参加することを妨げているもの」ということです。
色々知ると気づくことがあります。