z世代と昭和世代の働き方

あるイベントに招待をいただき、Z世代らしくない、昭和の働き方等の文言が出て、そんなに働き方は違うのか?と色々考えたので、日経xwomanブログに書きました。

Z世代と昭和世代の働き方は違うのか

大きなイベントの無料招待をいただきました。日中は予定はあったのですが、夜に様子を見に行きました。東京駅を出て見た明かりのついたビル群は、都会、東京という感じでした。そして、イベント会場もいまどきなビルの中やベンチャーの会社らしい窓の外から仕事をしている様子が見えて、社内に電光掲示板が流れていて、会議室もオープンに見えます。社内の本棚のあるスペースでも仕事ができたり、通路の横に小部屋があり、オンライン会議をする個室が並んでいました。

知っている人の名前がパネラーでいたセッションに行くと、会場もいまどきなおしゃれな感じです。始まると司会の方が今は好きな場所で、好きな仕事をすればいいと最近よく聞く発言をし、パネラー3人もいくつもの会社を立ち上げたり、z世代向けの業務をしていて、働く場所も自由で、勤務時間外に会社の人と集まるなんてしないとのことです。しかしパネラーの1人が、実は全員出社で、勤務時間外も皆で食べに行ったり、旅行したりもしていると話しました。すると他の方々から、「え~、z世代らしくない。昭和だね。」と笑われていました。

仕事をしながら聞いていたのですが、モヤモヤしました。昭和の働き方は悪いのでしょうか?確かに会社に遅くまでいないといけない雰囲気があるとか、行きたくもない飲み会がなくなっているのは良いことだと思います。ただ伸びている知り合いのベンチャー数社もすごく働いていたり、従業員と一緒に旅行に行って楽しそうにしているのがメリットにもなっています。
z世代的な生き方が今は正しいのか?これを否定的に考えてしまうのが年配者の問題なのか?とモヤモヤしました。

ずっとモヤモヤして、解消できたのが、身近にいるz世代が違いがないと気づいたことでした。結局は、働き方も色々あり、会社を伸ばそうとして昭和世代のように一所懸命に働いている会社もあるし、フルリモートやDX化が進んでいる会社もあります。社内イベントも楽しいのであれば関係が深くなり働きやすくもなるので行えばいいし、半強制的なものはなくなればいいと思います。

つまり、昭和世代もz世代もある部分では同じで、でも技術の進歩や考え方の変化で異なる部分もあります。このようなイベントでは自分達の世代が他世代と異なるというのが共感を得る部分でもあります。
最終的には、過去のやり方にとらわれずに、よりよい方法に変わっていけばいいし、以前のやり方でいい内容はとりいれればよく、よりよい社会になっていけばいいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です