学び直しに関連して、女性は男性と比較して
大学での学び直しに関して、自分も勉強できていることと、「女性正社員50代・60代におけるキャリアと働き方に関する調査」から関連する内容の記事を書きました。
中小企業診断士として関わることもある医工連携に役立つかもしれないと思い、医学部の医療イノベーション人材養成の講座を受講することができているので、記事の将来が闇と思って大学での学び直しをすることはあるだろうなと思って見たら、取材を受けている方のお名前とお写真を見て、この前の日経アンバサダーの忘年会でご挨拶をしてくださった方だと思いました。
「いつもブログを読んでいます」とおっしゃってくれて、知っている人以外は誰も私をわからないだろうと思っていたので、わざわざ来てくれて、そのようにおっしゃってくれたことが嬉しくて覚えていました。
学び直しに関連して、ちょうど21世紀職業財団の「女性正社員50代・60代におけるキャリアと働き方に関する調査(2019年度)―男女比較の観点から―」のアンケート結果を読んだところで、面白いなと思った項目と関連していました。
能力開発意欲のスキルをこれから作ったり深めたりしたいかの設問では、「そう思う」と「ややそう思う」の合計は男女とも多く、男性 67.2%、女性 67.4%とほぼ同じ値でした。しかし、男性では 50代前半は69.8%と女性の67.9%よりやや高いものの、50 代後半になると6.4 ポイント下がり、女性後半の 66.6%に逆転されています。このことから、男性は年齢に伴い、スキル獲得や深化の意欲が下がりますが、女性の場合、ほぼ違いが見られないことがわかると考察されています。
また、本調査では、以下のまとめがされています。
「50 代女性は収入、キャリアの変化などの機会、会社の制度や取組みの恩恵、すべてにおいて男性より恵まれていないが、満足度は待遇差の割には低くない。またピーク時と比較したモチベーションや、仕事における達成感などは男性より高い。女性は十分とはいえない待遇、機会のなかでも、自身のキャリア形成に真摯に取組み、その結果、前職の経験が、一見役に立たないような部署に異動しても、そこで何らかの「つながり」を意識し、今の仕事に活かそうとする「キャリアのつながり意識」が高いと考えられる。また社内だけでなく、社外ネットワークに対しても関心が高く、資格取得などにも積極的に取組み、視野を広げようと努力してきた。」
女性がいつまでもモチベーションを高く持ち、学び直し等の努力をしていることがわかりますね。