働き方改革を進める
2020年の7月に開催予定だったオリンピック・パラリンピックで、東京は相当な交通渋滞、電車の混雑が想定されていましたが、リモートワーク等がなかなか進まない会社も多かっです。
色々な理由があったと思います。
・普段の仕事が忙しくて新しいことを検討する時間がない。
・新しいことをしようとすると各種の対応が必要になるので大変。
・各部門の許可をとるのに手間がかかる。
・新しい技術(オンラインツール)を使えない人がいる。教える時間もない。
しかし新型コロナウイルス感染症の対応で、状況が一変して、時差出勤、在宅勤務、リモートワークの推奨と人の命に係わる問題でもあるので、否応なしにそれも短時間で進めることになっています。
実際に行ってみるとオンラインツールも揃っており、メールやチャット等での連絡、オンラインツールを使った会議等を行うことができます。
また、これまでオンラインなんてやったこともない、やる気もないという方々が強制的に使わなくてはならず、人に聞きながらでも覚えていっています。
そのような方々も慣れれば普通に使えるようになります。
ピンチはチャンスとかと言われてもそれどころではない、会社の危機であるという状況でもあると思います。
しかし、ここを乗り越えた時に、これを契機に在宅勤務、リモートワーク、時差出勤等ができることが証明されたら、例えば出産、育児、介護をする方の働き方改革が可能になってきます。
今はできることを行っていくことで、新しい道が見えるかもしれません。