未来を見据えた戦略

インフォデミックという言葉を知っていますか。2020年2月5日に、世界保健機関(WHO)が、新型コロナウイルス感染症に関して、「パンデミック(感染症の大流行)ではなく、インフォデミックが起きている」と指摘しました。

インフォデミック(infodemic) とは、「根拠のない情報が広範囲にわたって拡散して、社会の混乱が起こること」とされています。

ただし、情報は色々な側面をもちます。
外出自粛に関しては、医療関係者は、外出自粛が命を守ることを伝えます。患者の増加に対応しきれない。新型コロナウイルスの陽性とはわからずに治療をしていたら、陽性と判明して、対応した医療従事者が濃厚接触となる。感染リスクを避けるためのN95マスクが防護服等が不足していて、患者急増の対応もできない。

一方で、経営者等は、外出自粛による経営不振は大問題です。売上が亡くなる。雇用が守れなくなる。会社を維持できなくなる。

PCR検査に関しては、ある良く知られている感染症の専門の先生は、これまでクラスター対策で検査を絞ってきたのは評価できるが、現状で感染源不明の患者が増えてきた段階では、方針を変えて、PCR検査を多く行い、正確な感染者数の把握をすべきであるとおっしゃっています。

一方で、実際に検査をしている方が検査キットの数量の問題を提起しています。
RNA抽出キットがすべて輸入品であり、入手が難しくなっているようです。世界各国でPCR検査が多く行われており、日本でPCR検査数を増やした場合に手元の検査キットでは、1カ月も持たない施設もあるとのことです。
もし無制限の検査が行われた時、検査キットがなくなり、今後に日本で第2派の流行が起きた時にPCR検査はできないことになることを懸念されています。

以上より、正しい情報でも他の面からすると必ずしも正義でないことがあります。

そして、色々な側面を考慮すると必ずしも万人が納得する内容にはならない時にインフォデミックに煽られないように我々国民一人ひとりが、たちどまって、考えないといけないのだと思います。

全てに対しての正解はなく、最適な内容、未来を見据えた戦略が必要なのだと思います。

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