子ども達が外で遊べるように新型コロナに対して、大人の努力や協力が必要

世界では外出を禁止する国や地域が増えています。外出をするには証明書の提示が必要だったり、厳しい取り締まりをしている国もあります。
スーパーには行けるけれども1人ずつしか入れず、人との間隔を開けて並ばないといけなくなっている国もあります。

現在、日本はイベントの自粛等はありますが、外出はできます。桜が開花をし始めて、散歩をしながら見ているだけでも気分が明るくなります。

新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言(3月19日)では、各種のデータをもとに以下が述べられています。

『市民と事業者の皆様へ
3つの条件が同時に重なった場における活動の自粛のお願い
これまでに明らかになったデータから、集団感染が確認された場に共通するのは、① 換気の悪い密閉空間であった、②多くの人が密集していた、③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われたという3つの条件が同時に重なった場ということが分かっています。
例えば、屋形船、スポーツジム、ライブハウス、展示商談会、懇親会等での発生が疑われるクラスターの発生が報告されています。
皆さんが、「3つの条件が同時に重なった場所」を避けるだけで、多くの人々の重症化を食い止め、命を救えます。』

また、若者世代の皆様へのお願いも3つの条件が同時に重なった場に近づくことを避けるとともに、『ご自身が新型コロナウイルスに罹患した場合やその家族等が罹患した場合並びに発熱等の風邪症状が見られる場合には、ご自身の経過観察をご自宅で継続するとともに外出を避けるように徹底してください。』と述べています。

同様に感染者数と志望者数が増えている欧州で、隣国に比較して死亡者数が少ないドイツで、メルケル首相が国民に向けて行ったテレビのスピーチでは、以下について話されています。

・イベントや移動の制限
・病院に負担をかけず、家族等を守る
・経済面に厳しいことも理解しながらの市民へのお願い
・買いだめは不要
・パニックになる必要はないけれども軽んじてもいけない。すべての人の努力や協力が必要。
・公式発表以外の噂は信じない
・この状況でも働いている医療関係者、スーパー等の方々に感謝

ベルリンの壁崩壊で「自由を苦労して勝ち取った」経験からは苦渋の決断であることが伝わります。

我々、大人が現状では何をすべきかを考えて行動することが大事で、それが子ども達が外で遊べる、外出ができる、散歩ができる、桜を見ることができるというなにげないけれども貴重な日常を過ごすことができますね。

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