早期退職制度はひとごとではない

ホンダや東武百貨店が早期退職制度の募集をしたとの記事があり、それに対して中高年に厳しい意見も出ていましたが、他人事ではなく誰もが関係するかもしれず、また想定外に該当すると動揺も大きな問題です。

ちょうどある女性の方が同じような経験をして、でも乗り越えられたので、そのことについて日経xwomanに記載しました。

心に折り合いをつけると人生も楽しくなる

最近も大手自動車会社や百貨店が早期退職制度の募集をしたとの記事が出ました。役に立たない中高年はしかたがないとの意見があり、若くてバリバリ仕事をしているとそう思いますが、実際に自分がその年齢になると実力があっても厳しい現実があります。頑張っている人ほど自分には関係ない話と思いますが、想定外に該当することがあります。

この前にいつも明るく素敵な女性の方が、昨年に異動になって会社も地域も変わり、新しい仕事をしていることはみんな知っていましたが、実はその異動はとても不本意だったと話してくれました。会社からこれまで女性活躍と言われて、すごく期待されて、色々任せられてきたのに、急に全く違うところへの異動となった。女性活躍なんて言葉ばかりで、はしごを簡単に外されると傷心だったそうです。

そのような中で、我々と出会い、朝の活動に参加をして、そこでは老若男女が集まっていて、皆これまで様々な人生経験をしながらも今は元気に前向きで、お互いを思いやっています。またそこから派生した場で、色々な話を聞き、またこれまで自分が何かを人前で話すということは無かったけれど話す機会があり、自分が変わっているのを感じたそうです。

不本意な異動だったけれど、やることは色々あるし、その異動のおかげで、これまで通勤時間がとてもかかっていたのが、会社まで近いので朝の時間を有効に使え、我々との時間ができました。

不満ばかり言っていたら、どんどん悪い方に考えがいきます。でも気持ちや考えを切り替えると違う世界が見えてきたり、付き合う人も変わってきます。付き合う人が変わることで、考えも変わっていきます。

今の状況で出来ることを頑張っていたら、いいこともあることに気づきます。会社だけが人生でもないし、それ以外の生活が豊かであれば、幸せであるかもしれません。

今、ニコニコと話してくれる彼女を見て、よかったなと感じました。これからも人生を楽しもうね。

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