健康寿命とロコモティブシンドロームについて

健康診断は問題ないのが普通だったので気楽でしたが、色々な方が急に病気になったことなどを知ると、明日は我が身と結果がくるまで心配になりました。

長生きをできるようにはなりましたが、健康に過ごせることは大事だと思います。あらためて最新データも確認して記事を書きました。

人生100年時代は健康が大事

日本人の平均寿命は延びていますが、健康寿命も大事です。健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間です。令和2年版厚生労働白書では、2016年の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳ですが、健康寿命は男性72.14歳、女性74.79歳です。

平均寿命を延ばすためには、運動や食事等に気を付ける必要があります。
日本整形外科学会によると、運動のために必要な身体の仕組み(立つ、歩く、作業する等)全体を運動器といいます。運動器は骨・関節・筋肉・神経などで成り立っていますが、これらの組織の障害によって立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態を 「ロコモティブシンドローム(略:ロコモ)」といいます。ロコモが進行すると、将来介護が必要になるリスクが高くなります。

厚生労働省の2019年国民生活基礎調査の概況では、介護が必要になった主な原因の構成割合は、認知症17.6%、脳血管疾患16.1%、高齢による衰弱12.8%に続いて、骨折転倒12.5%、関節疾患10.8%であり、運動器の障害(骨折転倒・関節疾患・脊髄損傷)の合計は24.8%でした。
要支援、要介護になる原因のトップは転倒、骨折や関節の病気など運動器の故障と言えます。

ロコモの対処法には、病気の予防、運動、治療、そして栄養の改善などがあります。
ロコモは回復可能なのが最大の特徴で、きちんと対処すれば、不安や不自由なく歩けるようになります。

本記事のカルシウム不足を防ぐことは、転倒や骨折、寝たきりや介護のリスクを避けるためにも必要ですね。

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