成人式を迎える皆さんへ

2022年1月10日の成人式を迎える皆さんは、ちょうど2020年の高校卒業、大学入試の時にコロナの流行が始まりました。
大学入試センター試験の最後の年であり、翌年からは大学入学共通テストに変わってしまい新たな対策が必要になることが予想され、可能なら2020年に合格しておきたいと思う年でした。

大学入試センター試験も発熱してコロナ陽性だったら受験ができないかもしれない(もしくは別室受験)。そう思うと例年以上に風邪をひかないようにと心配しましたし、親もコロナにかかってはいけないとのプレッシャーがありました。そして2次試験が始まると公共交通機関での移動や県をまたぐ移動もあるため、不可抗力でコロナにかからないようにと心配しました。

卒業式。前年度に役員として参加した卒業式で、合唱になったら、卒業生が一斉に参列している両親のいる後ろを振り向いて、歌いました。これからも希望を持って生きていくとの歌に自分の子どもではないけれど感動して泣きそうになりました。だから、翌年の卒業式の参列をとても楽しみにしていました。
そして卒業の年になり、役員として、卒業式後の先生と親との親睦会の準備を進めていましたが、コロナ禍となり、卒業式自体も開催できないのではないかと直前まで検討や対応を続けました。最終的に先生と親との親睦会は中止しましたが、子ども達だけの卒業式は執り行ってくださいました。親としては、とても残念ではありましたが、後でいただいたアルバムには卒業式後の子ども達の笑顔の写真がたくさんあり、子ども達だけでも卒業式を開催できたことは良かったと思いました。

2021年4月になり、大学へ進学した人も浪人した方もいきなりオンライン授業が多かったと思います。いまなら慣れてきたけれど、あの頃は急に自宅だけで、学校にも行けず、新歓等もない状況で、楽しい時期にかわいそうでした。

2022年4月も入学式は、生徒のみ参列で、両親はオンライン配信の大学もありましたが、配信のない大学もありました。
部活ができている大学もありますが、いまだ運動部も入部できないので文化部も一律入部をさせていない大学もあります。

1月10日成人式もオミクロン株の急激な増加があり、成人式も中止になるかもと思われました。
そのような状況を見守ってきました。

成人式を迎える皆さん、苦労をする時期があっても絶対に報われる時がきます。
そして、その状況を同じ思いをもちながら、見守り続けている人達がいます。感謝を忘れずにいい人生を歩んでいただけたらと思います。
おめでとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です