熱中症に気をつけて

昨年はこれまでで一番暑かったですが、それを上回って今年度も暑いです。
暑さ指数(WBGT)という考え方を昨年に知りました。暑さ指数(WBGT)は気温とともに、湿度、日射・輻射(ふくしゃ)などを考慮した指標です。

熱中症による救急搬送者数は、日最高気温が30℃を超えるあたりから増加しますが、日最高暑さ指数(WBGT)別では、気温より相関して、28℃を超えるあたりから増加します。(出典:環境省 環境保健マニュアル2022, p9

暑さ指数(WBGT)の値によって、日常生活や運動に関する指針が日本生気象学会や日本スポーツ協会から出ています。
環境省熱中症予防情報サイト:暑さ指数とは?

毎日のニュースで聞く熱中症警戒アラートは、日最高暑さ指数(WBGT)の予測値が33以上を超える観測地点がある府県予報区(都道府県で北海道、鹿児島、沖縄はより細分化した58区分)に発表されます。
予測値は直前の方が正確なため、前日17時と当日5時に発表がされます。イベント等はその前から準備をしているので、対応は大変と思います。

ただ、災害に対して事前に準備をするように熱中症に対しても対応は考える必要があります。エンターテイメント系の事業者や報道関係の夏のイベント、スポーツ関係者で、気にされている管理者と話すことがありますが、顧客や子ども達のことを考えているのが分かります。イベントを楽しみにして来られる方々に当日の中止はがっかりさせてしまう。一方で、もし無理に行って、多くの方が倒れても救急対応のキャパシティを超えてしまう。お客さんのことを考えて、事前に決めた暑さ指数を超えた場合に中止にすることに、最近はお客さん達も理解をしてくれているとのことです。
我々も参加側として、大事なことは何かやリスクを考えることが必要ですね。

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