子どもの将来のための学習機会の創出

困窮家庭の子どもに教育の機会を提供している記事があり、母子保護施設の学習支援をしたので、日経xwomanブログを書きました。

子どもが自分で道を切り開いていくために大人ができること

保護施設の学習支援をしています。恵まれない環境で勉強の面白さを感じられずに困窮生活から抜け出せないということがないように少しでも支援できたらと思っています。
私が担当している子は、真面目ないい子です。小学生の頃から関わっていますが、中学になっても雰囲気は変わらず、素直に育っています。

国などから色々な支援があることも知りました。鞄や洋服等も買えて、塾代も出るそうです。一方で、高校生では友達が持っているものを買うためにバイトをしているので、忙しくて学習支援の日程が合わない等があります。バイトで疲れたりすると勉強をする気もなくなってくるように思いますが、現状では辞めることはなく、続いています。支援している仲間の大人も自分の時間を割いて行っていて、そのような方々もすごいなと思います。

施設の職員もとても親身で、退所した子どもにも勉強を続けて欲しいからと、場所を提供したり、我々との日程調整等もしてくれていて、このような気にしてくれる大人がいるのは、子どもにとって、とても大事なことだと思います。
時々見るニュースでは問題がある施設等が出ますが、全てがそうではないと、情報を直接知ることの大切さも感じます。

問題を起こしてしまった子どもは、子ども自身に問題があるわけではなく、環境に問題があった場合もあります。何かあっても子ども自身は立ち直って欲しいし、問題を起こす前の予防として、恵まれない境遇の子ども達が自立できる支援をすることも大事になります。

子ども達の幸せな未来のために道が開けるように支援していけたらと思います。

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