60歳以降の働き方
身近で定年前に課長で55歳で役職定年になり、60歳で再雇用になった方々がいました。役職にあった方が一般の職になると本人の戸惑いがあったり、周りも扱いに困ったりします。一方で、元々部下とフラットな関係であった方々は、周りも経験や知識に敬意を払って働いていました。
本人の不満な点としては再雇用で給料が大幅に下がったり、仕事の幅が狭まったりがありますが、働くことは、日々やることがあり、通勤も体を動かすことになり、周りと色々話したりとつながりがあるのがいいとのことです。
学校の先生を定年後に不動産の管理人をしている方がいました。掃除をしたり、ゴミを捨てたりとこまめに対応していて、誠実に働くことは大事だなと思いました。
70歳まで転職もされていますが企業で働いて定年になった中小企業診断士の方が2名いて、どちらも定年前から副業で行っていたことを続けています。1名の方は地域活性化の取組を続けていて、もう1名は企業支援などをしています。
働き続けるために年齢に関わらずつきあうこと、気にしないことは大事ですね。また、仕事をすることで身近な人でも誰かのためになれば、感謝をされてやりがいとなります。