会合の懇親会について
政治家の会合の懇親会での女性ダンサーとのからみが問題になっていますが、同じようなことを他の会合の新年会で感じていました。その環境にいると問題と感じなくなりますが、第三者の立場で客観的にみる必要があると感じました。
当たり前と思っていたことに違和感を感じた
某所の新年会に依頼されて参加をしました。第一部は会長挨拶や関係者挨拶が続くプログラムでした。第二部は懇親会でした。
仕事の関係で第一部に少し遅れて会場に着いたところ、受付のところに白い服に赤いロングスカートの若い女性達のコンパニオンがずらっと並んでいて、違和感を感じました。コロナ前に私も仕事で別の大きな会合の運営を他の会社の方と一緒に行っていた際に当たり前に懇親会ではセッティングされていました。コロナ禍ですっかりコンパニオンがいる会合が無かったので、久しぶりにその光景を見たというのはあります。
でも違和感を感じたのは、なぜ女性のコンパニオンが受付をして、懇親会ではお皿にお料理を盛って、参加者にかいがいしく配るのかということでした。
男性社会にいて当たり前と思っていて、疑問も感じなかったのだなと思いました。
綺麗なスラっとした女性のコンパニオンがいると華やかさは増します。お料理も盛って配ってもらえると高級な会合に参加している気がします。女性が料理を配るもの、気遣いのイメージもあります。でもそれは参加者が男性ばかりの男性社会だったから、そのような役割分担になっているような気がしました。
直近で、老舗の歴史あるところで行われた女性経営者の懇親会では、サーブする方の中に男性もいて、女性もその会場で働いている方々でした。
男性社会で働いている間にいつの間にか当然と思っていたことが、実は当たり前ではないのではないかと感じた出来事でした。